平穏な日々

毎日を静かに楽しく暮らしたい…と思ってます。

京都で美味しく上品なものを食べた翌日の食事は、昼はカレー、夜はラーメン&炒飯という超B級なものを身体が欲していたみたいで、それは夫も同じだったらしく。そんな自分の舌が好きだったりします(笑)。
B級なものを食べるから上品な懐石に驚くのだし、上品なものを食べるからB級の刺激も欲しくなるのだし。

つくづく味ってその時の体調、感情等々に左右されるものだなぁと思った。だからミシュランってあんまり当てにならないかもね−。高いお金を出せば美味しいのは当然だし、それ以外のことも要求したくなるし(お店の人の態度や雰囲気など)。これからも自分の舌と相談しながらその時に1番美味しいと思えるものを食べたいなーなどと思う。

珊瑚の島で千鳥足    続「ばらとおむつ」 (角川文庫)
最近読んでいる本。
銀色さんの母親の介護の続編。実際介護されてるのは独身の長男さん(せっせ)。この方がまた変わっていてすごい人なんだなぁと改めて思った。暗いばかりの介護生活かと思っていたけれど、ちょっと見方を変えるとこんなにも面白おかしくなるのかと思わせてくれる。ぶっ飛んだのはせっせの食事。1日1食だそうで。しかも夜中の2時半から!?どんぶりにご飯を敷いてその上になんでも乗せる、そうなんでも…。これが気持ち悪いくらいいろんなものが乗っている(お好み焼き、はんぺん、トマト、りんご、かまぼこ、めかぶ、ビビンバの素などなどなど!)。本人曰くバランスを取るためらしいが。世の中にはいろんな人がいるものだなぁと思った。ともかくおかしくておかしくて読み終わるのがもったいなく感じる。