平穏な日々

毎日を静かに楽しく暮らしたい…と思ってます。

昨日は少年院の院長?OR館長?さんの講演を聞いてきた。かなりずしっと来る重たい話ではあったけど勉強になることも多かった。その館長さんは女性だったのだけど、入所して来る子どもたちの声をよく聞きものすごく理解している、しようとしている感じが伝わってきて胸に熱いものが伝わってきたのだ。出所するときにはどこの子も更正して新しい社会に羽ばたいて行っていると胸を張って言われていた。確かにそうだろう、そう思いたい。出所前日の作文など聞いても全くの別人のようになっている。
1日たってみて思うのはほんとに半年で全員が全員更正できるんだろうか?ってことだった。少年院にはどの子も半年いるだけだと言っておられた。それが真実なのか定かではないが。かわいそうな生い立ちの子ばかりで、道を外れるべくして外れてしまった子たちなのだ。根は純粋なのかも知れない。でも誰もが同じ期間で大丈夫なんだろうか?それは長い間の統計から決められたものなのか?疑り深いいやな大人だなぁと我ながら思うが、たった半年でその子自身は変わったとしてもまわりの環境(特に親)も一緒に変われるとはとうてい思えないのだけど、どんなものでしょう?もちろん、そういう子たちを温かく迎える社会でなくてはいけないのだけど。