平穏な日々

毎日を静かに楽しく暮らしたい…と思ってます。

韓国旅行記・その3

2日目はまずホテルで朝食。バイキング形式でその内容にちょっと物足りなさを感じたかも。おかゆが美味しかったのでそればかり食べていた。
9時半にKさんが迎えに来てくれていた。今日はどこに?と聞かれて仁寺洞(インサドン)に行きたいと言ったら、じゃあそこまで歩いていきましょうとてくてく歩いた。15分くらいで到着したかな(えっ?歩くの?と思ったのは内緒)。まだ開いているお店が少なかったせいで、人通りもまばら。でもお土産屋さんなど開いていたのでそこを覗いたり、お土産を買ったりしていた。

こぢんまりとしたお店が多くお土産屋さんはもちろん、アクセサリーのお店やちょっとアートっぽいものが展示してあるお店があったりしてとてもいい雰囲気のところだった。

同じ通りにあるファッションビルには小さなテナントがたくさん入っていて、アクセサリーや服、小物など、かわいいものがたくさん売っていた。長女はここでアートっぽいデザインのTシャツを買っていた。実際、絵の勉強をしている方の1点ものだとお店の人は言っていた。でも値段はとてもリーズナブル。ウォン安もあったかも。やっぱり全般的に若い子向けかなーという気もした。それでも1つ1つのお店がとても個性的で、見ていて飽きなかった。
あっという間にお昼になったのでKさんが軽く麺でも食べましょうと言ってくれた。すぐ近くにあったファミレスっぽいお店に入った。あとで調べたら、韓国では老舗のお店だったようだ。ファミレスと言ってもメニューは韓流だったけど。

まずは定番のトッポッキ

韓国風餃子。真ん中の野菜と一緒に食べると美味しいですよとKさんに言われたけど、ソースが辛くてちょっと無理だった。餃子は揚げ餃子みたいだった。

こちらは普通の焼きうどん。日本のほとんど変わらないけど、ちょっと甘めかな。それから冷麺とうどんのようなラーメンのようなものもオーダー(カルグクスだった)。この冷麺のスープが半分凍っていてシャリシャリしていて美味しかった。

このあと、ホテルまで戻り今度は車に乗って南大門市場まで送ってもらった。ここでKさんとはお別れ。本当にありがとうございました。

こちらはいかにも街の市場といった感じだった。さぁ見ようと思ったら、次女がトイレに行きたいと言いだして、まずはトイレ探し。市場って小さいお店の集まりだからなかなか見つからない。けっこう歩いたところで眼鏡店の店員さんに教えてもらいやっと見つけた。いろいろと見ていたけどあまり欲しいようなものもなかった。革ジャンのお店で夫が引き留められた。実を言うと革ジャンはずっと探していたけれどなかなかいいものがなく、韓国でいいものがあったら欲しいなと思っていたみたい。ちょっと冷やかしで店の中に入ってみた。最初はこれ10000円ね、という言葉で釣ってくる。実際10000円の革ジャンは貧弱で(これもきっと値引き次第でもっと安くなるかもしれないが)、奥の方にあった本命(売りたいもの)を見せてくる。確かにいい革だし、いいデザイン。これは38000円ね、これでも充分安いよとおじさんは言う。「えー高い高い、全然無理」と店を出ようとすると、「じゃ、いくらなら買う?」と言ってくる。これでお店の人はこちらの出方を見ているのだと思う。「10000円かな」って言ったら、「何を言うか、そんな値段じゃ出せないよ」とちょっと怒り出す。「ほんとのこと言って、いくらなら出す?」とまた聞いてくる。ちょっとめんどくさくなってきたけど、夫はけっこう気に入ったみたいで、まだ駆け引きしている。「じゃあ23000円でどう?」とまた。私が「じゃ20000円になる?」って聞いたらすごく考えて困ったように(多分演技でしょう、笑)「うーん、いいよ」と言った。ただ夫はまだ納得いかなかったみたいで、「まだだめ、やっぱりいいよ…」と強引に店を出ようとしたら「待って待って待って」と引き留め。それで結局19000円になった。この駆け引き、どっちが勝ったのかな−?日本で買ったら、多分あの革の質からしたら格安だったかもしれないけど、あの市場だったらもっと値下げできたかもしれない。夫に私が途中で20000円って金額を出したのがまずかったと言われてしまった。値引き交渉は難しい。いろいろと勉強になった。
そうそう、店内には日本の芸能人の写真がたくさん飾ってあった。誰だったかよく覚えてない、夏木マリさんはいた。