防犯カメラ社会

マンション突き落としの犯人が普通の（！？）４１才の妻子持ちということで、すごく驚いた。あれでは自分の中でもおそらく社会の中でもかもしれないが“いい人そう”“悪い人そう”という基準ががたがたになってしまっている。たいてい、犯人が捕まってみて近所の人の感想にはそんなことをする人には見えなかったというのは当たり前のように出てくる言葉だけどその感想をさらに上をいくような今回の事件。「人を見たら泥棒と思え」は古くからあることわざだけどほんとに誰を見ても疑ってかからなくてはいけなくなってきた。

そんな中、今回の事件の１番のお手柄は防犯カメラだ。犯罪を止めることはできなかったけれど・・・。それでも次の犯罪は減るのではないだろうか？プライバシーがどうのとかという意見もあるようだけど、私は防犯カメラはもっと増えてくれたらいいなと思う。やましいことをしていなければ、撮られていたって何も恐いことはない。

ふと、横にいるオットを見て不安に思った。
「今はね、防犯カメラ社会なの、せこい事して恥さらしにならないようにね」と注意する。
「せこいことって・・・？」とオットが言い、しばらくして「スーパーの試食を片っ端から食べるとか？」と言う。
「そうそうそう！たとえばそういうこと！気をつけてね」
どこで防犯カメラが回っているかはわからない。