平穏な日々

毎日を静かに楽しく暮らしたい…と思ってます。

震えていないのに、ケータイが振動している気がするのはなぜ?

以下引用

その日の晩は、彼女とのデートの約束があった。会う場所、時間はまだ未定。夕方には彼女から会社を出られる時間がケータイメールに届く予定だ。彼女からのメールを心待ちにしているなか、電車の中で僕の右の太ももが「ブルッ」という震えを感じた。

おもむろにケータイをズボンのポケットから取り出すと…あれ、着信がない!? 確かに震えたはずなのに。

ケータイをバイブモードに設定し、何らかの着信を待っている時に一度はこのような「錯覚の」バイブ着信を経験したことはありませんか? 実はこれ、米国ではphantom vibration syndrome(直訳すると「幻想振動症候群」)という名前がついているんです。

「ケータイの着信を認知することは、人々にとって大事なこと。例えば、ケータイをバイブモードに設定してズボンのポケットに入れておくと、太ももでの何らかの刺激を『着信』として認知するようになります。この着信待ちの状態が意識的になると、仮に別のポケットに入っている財布が偶然太ももに当たっただけでも、脳がケータイの着信と捉えてしまうことがあるのです。このような状態は人間の知覚システムの『誤認警報』ともいわれています」

これすっごくあるあると思った。私の場合、ポケットというよりもバッグの中に入っていて感じることが多いんだけど。脳も大変だなーって思っちゃう。一昔前は(ケータイのない時代)こんな誤認警報なんて脳もなかっただろうにね。

先日、どうも私のバッグからブルブルブルブルとケータイのバイブ音が。ケータイを取り出して見てもうんでもなくすんでもなく。なんだろーこれ?するとまたバイブ音。えーどうしちゃったんだろう私。近くにいた夫に
「ねぇ、なんかバイブの音はするのにケータイは何ともないってなんだろう?」
「…もしかして俺のケータイ?」
バッグの他の場所を見てみると夫のケータイがブルっていた。私のバッグの中に入れていたことをすっかり忘れていた。なんておバカ。この現象を脳はどうとらえたんだろう?