平穏な日々

毎日を静かに楽しく暮らしたい…と思ってます。

重たい映画

話はまた少しさかのぼって土曜日の夜、焼きそばが〜とプレッシャーに負けそうなときだったけどキャベツ刻みが思ったより早く終わったので夫と映画に行ってきた。
見たのは「トゥモロー・ワールド」評判がなかなか良さそうだったので。というか良さそうな評価しか見なかったのか、内容はかなり重たく残酷なものだった。

ネタばれありです。
ストーリーもイマイチわかりづらかったし。ただリアリティは抜群にあって爆破シーンや殺人シーンとか。そしてびっくりしたのが出産シーン。ほんとかと思った。たぶん、作り物なんだろうけれど本物と言われてもウン、確かに…と納得できるほど。いやどっちなんでしょう?

映画を見ながら、思いがけず自分の出産のことを思い出してしまった。あれは修羅場。女の修羅場。うちの夫は立ち会ってないけど、この映画を見ながら夫は「俺も立ち会えばよかったかなー」なんて言ったけどその後「でも無理だな、見てらんないな」とすぐ言った。

この映画、期待していた内容ではなかったけれど、思わぬ効果というか別のところで感慨を持ったりして。そういう人って他にもいるのかな。ともかく出産シーンとその後の赤ちゃんの姿は神々しくてとてもよかったけれど。夫と出産の時のことを話し合うこともできたりして。夫は長女が生まれたときだっこしたあと泣いたんだよなー。私もその涙を見てまた泣いたりして。そんな若かりし頃を思い出すことができたのでそれはそれで意味のある映画だったかもしれない。そんな風に思った人ってやっぱいないだろうなぁ。

ところで近未来はほんとに子供が生まれない世界になるんだろうか?それは絶対あり得ない気がする。