スーパーサイズミーの衝撃

スーパーサイズ・ミー [DVD]

３０日間マックを食べ続けたら人間の身体はどうなるのか？という人体実験映画。１ヶ月も同じものを食べ続けてたら（しかも高カロリーだし）マック以外のものでも調子を悪くするのは当然のことだと思うのでそれほど驚きもしなかったけれど、小学校の給食風景にはかなり驚かされた。給食のおばさんの１番の仕事は冷凍食品の段ボールを開けること、包丁よりもカッターナイフの方が登場回数が多いということだった。アメリカの多くの小学校がこんな感じらしい。もともとアメリカの子どものランチが変という知識はあったものの（ピーナッツバターのパンにりんごやバナナとか）ここまで？と。そして各自が何を食べようかも関知していないとのこと。バフェ形式で好きなものを取るという形、どの子が何を食べようとそれは自己責任というわけだ。子どもなら自分の好きなものしか食べないに決まっているし、そこにあるものはたいていが子どもの喜びそうなものばかりで野菜がない、なんにもない。日本の給食にもいろいろ問題点はあるけれど、アメリカに比べたらどれほど高尚なものかと思った。もちろん、学校側でもこれは問題と気付くところもあって改善はされているようだけどそれはごく一部の話のようだ。